km8492(こま)の部屋

World of Warshipsに関する個人ノウハウを垂れ流すブログです

オペレーションって稼げる?効率厨から見た実態報告

目次

まえがき

旧名シナリオがランダムオペレーションに変更され、それなりの月日が経ちましたね。オペレーションで得た戦果が概ね全てのコンバットミッションに反映されるようになり、初期の頃に行われていた数々の難易度調整が落ち着き、環境としては安定期に既に入っている思われます。そのため現状オペレーションの環境がどのようなものか、また稼ぎとしてはどうなのかをまとめたいと思います。稼ぎ方に関しては他のコンテンツにも流用できる部分があるので上手く取り入れてみて下さい。

※ウルフパックは分隊以外でプレイできないためここでは除外します。

稼ぎ効率の基準

本題の前に稼ぎ効率を思考するための判断基準を述べます。普遍的なものなので読み飛ばしても構いません。WoWSにおいて基本的に重視されるのは以下の通りです。これらを総合的な満たすものが効率が良いとされます。

※どのゲームモードでも勝利を前提とした動きをした上で効率を考えて下さい。敗北が最も効率を悪化させます。

再現性

最も重要な項目です。チームプレイという特性上どうしても結果に差が生まれるWoWSにおいて、どれだけ効率を高く固定しながら差異を少なく出来るかが稼ぎの基本です。求められるのは最大値より平均値です

また再現性には自身の勝率と艦艇購入リソースも影響します。無理に最大効率に拘らず自身の能力に合致した最適解を導くのが重要です。

時間効率

文字通り時間当たりの効率です。上記の再現性と考慮し期待値が大きいゲームモードを採用します。

筆者は概ねランダム戦は15~20分、coop戦は5分、オペレーションは15~20分、ランク・クラン戦は15~20分と捉えています。闘争はレギュレーションによって差がありますが、構成数が3隻以下なら5分で終わる場合が多いです。

例を上げるとcoop戦で勝率100%・平均取得EXP500、ランダム戦で勝率60%・平均取得EXP1300のプレイヤーならcoop戦を回した方がEXP回収効率の期待値が高いです。

戦闘数

任意の値を稼ぐまでに必要な戦闘数です。上記の時間効率の観点も合わせて例を挙げると、2000EXPを稼ぎたい際にcoop戦で500EXPを4回稼ぐ手法と、オペレーション1戦で2000EXPを稼ぐ手法では所要時間が概ね変りませんが必要戦闘数が違います。諸々の収支に差異があり、レアエコノミー補正を適応したい場合には戦闘数が少ない方が推奨されます。基本的には効率が同程度なら戦闘数が少ない方がメリットが多いですが、戦闘数が多い手法は細かい離脱がしやすいため、スケジュール管理を行い易いメリットがあります。

縛り

要求タスクに艦艇制限がある、任意の艦のEXPを稼ぎたい等の理由による選択肢の縛りです。高効率の手法を再現することが難しい場合、立ち回りを変更する必要があります。

また一例ですが、艦艇を育成する際エコノミー補正を付与しない場合、別の周回適性艦にエコノミー補正を付与し周回して得たフリーEXPを割く方が総合的に得られる資源リソースが増加するケースもあるので、縛りを受けた際はその縛りを受けるかどうか視野を広く持つ必要があります。

EXP取得テクニック

ただ漠然と敵を撃つよりも、ゲーム内の仕様をざっくりとでも理解し立ち回りに反映させることで、取得EXPを上乗せすることが可能です。戦略上の観点からPVPでは終盤の追撃戦の際に使用する程度ですが、PVEでは交戦距離も近くフォーカスにも概ね余裕があるため、幅広く応用が可能です。

単価計算

このゲームのEXPは割合計算でありTierによる補正が乗ります。Tierが高く最大HPが低い敵を優先することで射撃時間に対してのスコア効率を上げることが可能です。オペレーションでは基本的に複数の艦種やTierの混成編成が攻めて来るので、単価が高い敵を優先してフォーカス出来る進路を組みましょう。(例、ニューポートの最終増援の北風、ローン、武蔵の中では北風が一番単価が高い。)また要塞や地上施設といった建設物はスコア倍率が非常に低い(あるいは無い?)ため、脅威度が高い場合を除きフォーカスは後回し推奨です。

区画の撃ち分け

艦首や艦尾等の各区画にはそれぞれ内部HPが設定されており、区画HPが尽き黒く変色した箇所に弾を当てるとダメージが下がります(詳細は公式動画のHow it worksを見ましょう)。交戦距離によっては十分に撃ち分けが可能なため、変色した部分への攻撃は避け効率的にHPを払い出させましょう。

また味方の射線が艦尾方向等一定の角度から限定されている場合、あえて該当箇所を撃たないことで総合的なダメージ交換効率を伸ばすことが可能です。逆に言えば、あえて味方が撃ちそうな区画のHPを先手を取って減らしておくことで、味方が目標に与えるダメージを下げこちらの取り分を増やすことが可能です。状況に応じて使い分けましょう。

オペレーションの稼ぎ効率

本題です。結論から言えば再現性が非常に高く、EXP(経験値)カテゴリのリソースを稼ぐ場合、他のゲームモードより安定した効率を出すことが可能です。

 

適正のある艦艇で動きを最適化すれば12~18分で2000EXP程度をソロで安定して稼げるため、縛りの無いタスク消化に向いています(バトルパスや造船所等)。またエコノミーボーナスとの相性も良いです。原理的には他のゲームモードと同じであり、本格的に動きを最適化するプレイヤーは少数であるため、その中で上手くなることで相応のリターンを掴む形となります。現状上記を超える期待値を出すには分隊やクラン戦で高勝率及び稼ぎ(勝率90%EXP2500以上)を維持することが挙げられますが、腕と人脈の確保コストの観点から万人受けしないのが現実です。

注意点として分隊を活用し平等に稼ぐ用途には向きません。また6人以下での分隊で周回オペレーションを固定する場合、取得EXPにペナルティが発生します。ナライ等短時間で終わるオペレーションに限りcoop戦よりは効率は上がりますが、劇的なものではないのであまりお勧めしません。

 

その他のカテゴリに関しては他のゲームモード、とりわけcoop戦で稼ぐことが効率的です。別記事にまとめているので興味のある方は参考にしてみて下さい。

km8492.hatenablog.com

艦種の適正評価

オペレーションにおける適正艦とはDPMが高い、速度が速い、EXP値補が高いという要素を持つ艦艇です。また一つのオペレーションに特化するのでなく、全てのオペレーションで高水準のEXPを確保できることが重要です。適正艦と非適正艦とでは出せる与ダメに10~20万、EXPに換算すると500~1000EXP以上の開きがあります。期待値が他のゲームモードを下回る場合は諦めましょう。また上記の特徴は稼ぎの観点だけではなく、純粋にオペレーションをクリアをするためにも求められる性質です。どのオペレーションでも隻数不利を火力や立ち回りで押し切る、フォーカスが来た際は島で射線を切ることが求められます。

各艦の具体的な効率は以下の通り。またタスク等で補正込みの値が要求されている場合、ボーナスパッケージの適用艦が優先されます。

※以下の期待EXPは☆5達成の場合を想定しています。

DD

艦種としての適性は並で、雷駆の方が稼ぎ効率が高いです。事前知識は必要ですが、側面から魚雷を流す&リスキルだけである程度の与ダメは保障されます。ただ全ての相手に魚雷を流すことは不可能なので、流すタイミングは吟味する必要があります。また固定進路から一度回避機動を取った艦艇は、その後も雷撃に対して回避を続けるため粘着効率は悪いです。

隠れたメリットとして敵集団に瞬間的に大ダメージを与えることが可能なので相対的にダメージ交換の時間を短縮でき、味方の生存=勝利の安定に繋がります。

反対に砲撃主体の立ち回りはオペレーションには合いません。敵のフォーカスはHPと距離によって決まるのでフォーカスを受けやすく、生存を確保するには煙幕や島に依存する必要があり、DPMもオペレーションでは不足気味です。また敵DDは集団でリスポーンし味方Tier次第でHPに補正がかかるので、格下DD相手であってもランダム戦の感覚でダメージ交換をすると被撃沈レベルの痛手を受けます

要求平均与ダメは250,000~300,000程度。期待EXPは1400~1800です。

【適正要素】

  • 最低速度38ノット以上
  • ショートバースト・パンアジア系煙幕
  • 魚雷装填ブースター

推奨艦 シェンヤン

CA

DPMと速度を両立する艦艇が多く、全艦種の中で最も適正が高いです。オペレーションによっては対空性能があると便利なのでその観点からも適正があります。

主な立ち回りはHEを撃つ場面と側面を取ってAP弾で撃つ場面を事前に定め、先手を取る形で移動し続けます。一部オペレーションでは魚雷によるリスキルも可能です。またオペレーションの距離間では隠蔽に入ることが難しいため、フォーカスを受けても島に退避したり、距離を取って味方と交代しフォーカスを反らせる位置取りを設定します。とは言え、攻守を両立した航路を取れる艦艇は限られるため艦艇の性能に合わせて調節する必要がありますが、死活問題レベルで稼げないといった艦艇は少ないのでツリー育成にも利用できます。

欠点としては他の艦種と違い、調節段階の要求知識が多いことが挙げられます。なんとなく走って湧いた敵を撃つといった後手の立ち回りだと全ての艦種に見劣りします

要求平均与ダメは300,000~450,000程度。期待EXPは1800~2200です。

【適正要素】

  • エンジンブースト
  • 主砲装填ブースター
  • 総合火力7万以上(リスキル用)の魚雷発射管搭載

推奨艦 バヤール

BB

オペレーションが総合ヘルスと火力が上回る集団に対して、ダメージ交換の有利を複数回求められるという性質上、適性は低く育成以外の用途で起用するのは非推奨です。

攻撃面では側面を取れる機会が他の艦種に比べて劣り、集弾や過貫通リスクがあることから再現性の高い火力を出せず、副砲を加味しても他の適性艦に並ぶことが難しいです。30秒で4000~10,000程度のダメージではダメージ交換としては赤字です。

防御面に関しては修理班を考慮しても、オペレーションの敵集団(日巡数隻、独巡数隻、米艦混成編成等)と正面から撃ち合って耐え続けることが難しいので、他艦種と同様に交戦の場を選び撃つ→島裏へ退避するを繰り返す必要があります。また退避後フォーカスが移った際の立て直しも時間がかかり稼ぎ面ではマイナスです。

そもそもフォーカス管理は自己完結が可能であるためタンクが必要なケースは少ないですが、要所で的確にタンクを行うBBの存在は勝利を安定させることも事実であり、味方(友達)の育成を手伝う等の目的であえて使用する場合があります。その際は少しでも手数に優れるBBが推奨されます。

要求平均与ダメは180,000~280,000程度。期待EXPは1400~1600です。

【適正要素】

  • 副砲射程10km以上
  • 速度32ノット以上
  • 魚雷搭載

推奨艦 ブランデンブルク

CV

CVに関しては少々複雑で、結論から言えば要求技量と投資に対して戦果が釣り合わず総合的な適性は低いです。

まず艦種の特性として全体的に経験値補正が低いことが挙げられます。与ダメ自体は他の適正艦と同じ値を出したとしても、1600EXP以上を出せるケースが非常に少ないです。

また集団を相手にする特性上、むやみに攻撃を続けると艦載機が尽きますし、隻数が減るのを待機し続けると稼ぎが減るので攻守のバランスを考える必要があります。関連して艦長スキルの航空機装甲と抗堪専門家の2つは必須級であり、全艦種の中で唯一艦長への依存が強いです無敵時間やダメージ軽減の基礎理解も必要です。

相手する集団も必ずFTを上げる日CA、バブルが多い独CA、継続ダメージだけで脅威な米CA+BBと厄介なものが多いです。最後の〆として出現した敵大集団に対して有効な火力が出ないことも多々あります。これはそれなりに問題事項であり、終盤に火力にも防御にも寄与しない艦艇が1隻増えることは不安要素となります。早期に視界を提供する等味方を支援する動きを行わないと総合的なダメージ交換が赤字になり敗北する確立が上がります。

武装的な適正としてはAP系武装や反跳爆弾はムラが出るため雷撃が安定する印象です。ただしCAが多く出現する場合はAPロケットが輝きますので分隊でMMを固定する場合は一考の価値があります。

余談ですがツリーの仕様上Tier6CVを購入すればオペレーションだけで超空母まで開発出来きます。当然対人に慣れない状態でランダムに出るのは禁忌事項ですが、所持するだけならアニバーサリーイベント等で恩恵があるため、開発自体は一考の価値があります。

要求平均与ダメ200,000~250,000程度。期待EXPは1100~1500です。

【適正要素】

  • 魚雷かAPロケットの威力が高い
  • 雷撃機に修理班がある

推奨艦 翔鶴 コロッサス

各オペレーションの特徴

各オペレーションで抑えておくべき点を述べて行きます。いつどの艦艇がどのように攻めてくるかは非公式wikiの個別記事が比較的充実しているので、攻略情報ではなく稼ぎや☆5のための要点だけ述べます(wikiと比較して稼ぎを重視しており、また更新日時の関係で内容が相反する箇所もあります)。両者とも事前情報としてなんとなく頭に入れておき、実際にプレイして慣らすのが一番です。

艦種の欄でも述べましたが、隻数不利を火力や側面攻撃で押し切る、フォーカスが来た際は島で射線を切る立ち回りが求められます。この二点させ意識すればトライ&エラーで解決します。

 

個人的に最適正とされるCA適正艦(筆者はバヤールを使用)で稼ぐと、平均どの程度の与ダメとEXPが稼げるかも記載しておきます。立ち回りの目安にしてください。解説もEXPを求めていると想定しており、概ねCA準拠です。

ニューポート

防衛ラインまで敵の進入を防ぎ、味方施設を防衛することが目標。

 

序盤は第1波から第3波まで日CAを中心とした艦艇が出現しますが、パターンには規則性がありその後の護衛対象デモインの湧き位置も紐づけられている暗記ゲーです。

それぞれの侵攻に正面から撃ち合うとBBでも沈むので島で退避するルートを確保しておくことが重要です。各波は側面からAPを叩き込む→その波が攻めて来た海域に退避する→側面に次波が沸くのでAPで処理する...といった立ち回りが効率的です。防衛ライン内に引きこもり、正面から非効率なダメージ交換を行うプレイヤーが一定の数いるので、フォローの側面もあります。退避が遅れる=敵に囲まれて沈むので注意。

初動の3波さえやり過ごせれば防衛ラインの縛りから解放されるので、保険としてフォーカスを反らせる位置で単価の高い相手へ火力を吐いていればクリアと稼ぎが両立します。また防衛エリアまで進入を許した際も、同様に火力と退避の両立さえ意識すれば要塞等がヘイトを肩代わりするので見かけほど難しく無いです。流石に味方が全滅レベルだとキツイですが

 

航行ルートの一例です。記述したように敵が湧く位置の側面を狙えるように流動的に動き、最後の増援は島等を使いながら南下していきます。敵の湧く位置はいくつかパターンはありますが、どの場合でも初動はFGラインを維持しながら島裏へ退避するルートを選べば問題ありません。

 

初動の敵配置以外は全て固定化できるため、適正CAでは350,000~450,000程度の与ダメが安定して出せるはずです。立ち回り上観測ダメージによる収入はあまり期待できませんが、与ダメが出るのでその分の稼ぎで2000EXPを超えることが多いです。

チェリーブロッサム

味方基地を攻める艦の排除と敵飛行場の破壊が目標。ギミックの照明弾は現状飾りですが、一定時間天候「夜」によって視認範囲に補正がかかっている点に注意。

 

基地を砲撃する妙高2隻は攻撃を受けるまでは停止しているのでエイムのズレに注意。基地に向かって全門撃てる形で停止しているので、施設への指向門数を減らすため両者に一撃加えておくことをオススメします。その後のフォーカスも南下してくるDD2隻と妙高が単価が高く、基地への砲撃対策にもなるため推奨です。また東に寄りすぎると後半の増援への攻撃に送れるので注意。目安としては、北東から湧くDD2隻(下記図の5番)を単騎で駆れない場合、航路の効率化が出来ていないので見直しましょう。

 

敵飛行場の守備隊の火力はどの艦種でも単騎では耐えられないので足並みを揃える必要があります。あまりに待つようなら修理エリアを利用するもの選択肢の一つです。2波敵航空機の攻撃を受けますが前線に近い的を狙うようになっています。フォーカスを受けた際はAP爆弾だけは脅威なので意識して避けましょう

守備隊は島の周りを周回する形の航路を取るので、側面を見せたタイミングを狩れれば被ダメ減と稼ぎを両立できます。ただ側面を見せている=高確率で魚雷を投げているので注意しましょう。BOTは魚雷を広角で投げるので隙間自体はあるのですが、最大24発飛んでくるので回避機動は取らされます。妙高・最上・秋月さえ撃破してしまえば脅威はほぼ無くなるので、東から湧く増援を狩りつつ、湧きが落ち着いたら飛行所を壊せばクリアです。

余談ですがCVなら山裏からロケットを遠投することで被害を受けず空港に損害を与えられます。味方の動きが鈍い時はさっさと破壊して次に行くのも選択肢の一つです。

 

航行ルートの一例です。番号順に撃っていけば問題ありません。3、4番は同時に対処するケースが多く、単価の高いDDを狙いながら番には反対舷の魚雷等で対処します(無い場合は姿勢を整えてから主砲で)。5まで対処したら愛宕へのフォーカスと味方の位置(投射火力)が整うの待つことを兼ねてリポジし、最後に守備隊へ突撃して〆ます。

 

敵の配置が固定かつ単価的に美味しいDDが多く、航空機撃墜によるスコア加算も期待できる稼ぎとして非常に優れたオペレーション。適正CAでの期待与ダメは250,000~300,000程ですが、航空機撃墜も合わせると2200~2500EXP程度稼げます。

 

さらに美味しい点として、敵ほぼ全てが魚雷持ちの関係で他のモードでは稼ぎにくい機能停止リボンが非常に多く稼げます(30~40)。特殊係数が適応され効率が半減したとしても破格の値であるため、要求された場合は分隊固定周回も視野に入ります。

イージス

輸送船を定位置まで移動させることが目標。

遮蔽の無い場所で、大群相手にダメージ交換を強いられ、輸送船という時間制限があるので失敗確立が高い割に稼ぎも微妙なハズレ枠。1波と2波の敵編成も数種類あり、再現性も低いです。

第1波はbotによる煙幕介護がありますが、それ以外は自力で対処する必要があります。どの集団も基本的には誰かが側面を取りやられる前にやることが大前提です。正面から撃ち合うと概ね1隻沈みます。着火されても、あえてRを切らずAPを撃たせることで被害を減らせる場合がありますので、角度や装甲と相談しましょう。

第2波の対策としては北西側に陣取り側面を取ることが一般的ですが、これが可能なのは32ノット以上の艦艇のみです。後の増援に対して高確率で戦力外になるので、誰もいかない場合を除いて鈍足艦で北西側にリポジは非推奨です。

 

雷駆の場合、第1波は無視し北西から来る2波目の増援へ魚雷を当て、第4波の長門2隻をリスキル出来れば味方の生存率を大幅に上げることが可能です。リスポーンパターンは2つありますが、見てから移動でも間に合います。稼ぎとしては微妙ですが失敗するよりはマシなので乗る際は試してみて下さい(ただし先行による懲罰艦艇召喚に引っかからないように)。

 

ある程度の見方が北東側に生存できていれば、輸送船が攻撃されないようにヘイトを稼いでいればクリア出来ます。十勝や北風のDPMは輸送船にとって脅威なのでフォーカスしましょう。

 

航行ルートの一例。オススメというよりは保身と護衛のために効率良く進むにはこのようなルートになります。鈍足艦はそのまま1の対処後はそのまま6ラインへ駆け抜けましょう。

 

適正CAでは200,000~300,000程度の与ダメが出ます。稼ぎとしては1500~2000EXP程度と振れ幅が大きく安定に欠ける上、稼ぎを意識する余裕もないです。

極限の最前線

飛行隊及び飛行場を防衛することが目標。敵の飛行場への攻撃優先度は低く、全滅さえしなければ概ねクリアできます。時間経過の他、敵殲滅でも勝利扱いになるため時間短縮も兼ねて狙っていきたいです。

 

初動では東側の防空艦と西側のBB&CA増援のどちらが稼げるかは速度によります。36~40に近しい速力があれば、東側を狩ってから中央に移動しCAへ介入出来るので☆5の安定も兼ねて推奨です。初期配置付近から南西へ経由、高速艦で東→中央を経由のどちらでも増援到着の前にラプターを狩れます。後から対処するのは面倒かつ稼ぎの妨げになるので、前半に沈めておくのが☆5との両立も兼ねて無難です。ただしDPMや速度が並みの場合はリスクがあるため諦めましょう。

BBの場合、分隊を組んでいない限り飛行場付近にスポーンするため、初動はアトランタの処理も兼ねて東に移動しつつ中央の側面攻撃→再度中央へ移動が無難です。東に寄りすぎるとオハマやラプター等に有効な火力が全く出なくなるため、アトランタは副砲圏に入れる程度(10km)に留めるのが推奨です。

飛行場へ輸送機が到達すると3方向から西、東、南からランダムに増援が来ます。bot艦載機が向かうので出現方向はすぐ分かります。とは言え自分から撃ちに行くには速度も火力も不足しているので、修理基地へ向かうDD3隻が湧く南よりに立ち回り、少ない移動で火力を集中的に投射できるようにするのが稼ぐコツです。

 

基本的には動き回り火力を投射し続け、フォーカスが来たら味方より後退しヘイトを移すか島で射線を切る立ち回りが最善かつ高効率ですが、修理基地から動かず増援に対して正面から非効率なダメージ交換を行うプレイヤーが一定数いるので、一定以上の受けやヘイトの肩代わりが出来ない場合は一旦引くことも重要です。

 

航行ルートの一例。水色と青で囲った艦艇は湧き位置が固定化出来ませんので、どちらにも対処が可能な航路を取ります。空母を撃つために南下する場合、敵の増援の第一波が南に湧いた場合(4)に備えて、リスキルが可能な程度まで南下してしましましょう。航空隊の位置を見て湧かないことが判明してから移動し直しても問題ありません。丁度DDがどちらかに湧きます。

 

ランダム性があり再現性としては最高とは言えませんが、敵の出撃も多く射撃機会自体は豊富です。適正CAでは300,000~450,000程の与ダメと1800~2200程度のEXPが期待出来ます。

ラプター救出作戦

CVラプター(レンジャー)を一定海域まで護衛するのが目標。

敵の出現パターンが非常に多くメタを張れないので、位置が固定化されている翔鶴を狩ってから敵スポーンの様子を見る立ち回りが無難です。翔鶴は西と南に配置されていますが、南は敵の数が多く単騎では撃つ負ける可能性があり、西は放置するとラプターに脅威となる吹雪初春がリスポーンするため、総合的にも西側の艦艇を狩りに行くのが安定します。

その後はスポーンする敵編成を見てパターンを予測し火力を出しに行きます。基本的には日CAあるいは日BBの集団と交戦するので、フォーカスが来た場合の退避ルートは考えておきましょう。残存艦艇が4隻以下の場合、最後の増援(妙高、最上)は現れません。

 

ラプターの到着地点付近のMAP外にはイースターエッグの艦艇が配置されており、魚雷を当てると隠し実績が貰えますが、敵扱いであることは変わり無いのでスポットもされますし無線探知(RPF)も反応します。上手く使えば最上級砲手等の発動トリガーになりますが、島裏でもスポットされてフォーカスされる原因にもなるため注意です。

 

シナリオの中では最底辺の再現性ですが、パターンを把握出来れば与ダメ自体は出すことが可能です(とは言えこのために時間を投資するのは割に合わないので、覚えやすい数パターンを把握し、当てはまらない場合は消去方でパターンを特定するといった手法をオススメします)。特に最後の増援は特定&リスキルしやすいので見逃さないようにしましょう。

 

航行ルートの一例。色で囲った艦艇はどちらかに湧きますので状況に応じて介入します。繰り返しになりますが、基本的には位置的に固定化しやすい1ラインのDDとCVをさっさと仕留めてしまい、増援を対処に行くのが無難です。危険察知を習得している場合、こちらに向くヘイトの数で概ね湧き位置が絞り込めます。

 

敵編成にもよりますが、適正CAでは250,000~350,000程の与ダメと1800~2200程度のEXPが期待出来ます。

ナライ

敵港へ輸送船団を護衛し、一定以上の人員を上陸させることが目標ですが実質的には敵の殲滅が目標となります。昔は稼ぎとして非常に高効率であると有名でしたが、数々の修正を経て高難易度となっています。過去の感覚でプレイすると死にます。

西、東に各タスク、☆5のために実質的に確保する必要がある中央と3つの戦線がありある程度の役割分担が要求されます。大抵はリスポーンした側へ展開するプレイヤーが多いのですが、稀に偏ることもあるので動向によってはフォローする必要があります。また稼ぎの関係上、BB以外は中央ではなく西か東のルートの選択が推奨です(解説も中央ルートは述べません)。

港湾内の増援をいかに狩るかが稼ぎのキモですが、リスポーン後すぐにフォーカスされる関係で旧環境とは違いリスキルは安定しません(不可能では無いですが、艦艇が限定される上分隊等で味方と進軍を調節する必要があり、現状ランダムMMの環境であえて狙うメリットは無いです)。

 

西の輸送船ルートは港湾に入るまで安定する上、南西からブルーラインまで移動することで最終増援の側面を取ることが可能であり、一気に稼ぐことが可能です。当然反撃もされ被撃沈もしますが、それに見合うリターンを得ることが出来ます。ただし港湾突入時にTier8CAではDPM1位のクリーブランドとの撃ち合いがあり、DDの魚雷事故も起こりやすいためHPを多く喪失するほど、上記の稼ぎ時間が減ります。

東のCVルートは道中の増援に関与しやすいメリットがありますが、その分ダメージ交換が積み重なるので、HPを喪失する場合が多いです。また港湾の島の付近でCVを狙う際、中央からのクリーブランドの射線が一方的に通る箇所があるため注意です。味方の進軍が遅い場合、最終増援からのフォーカスが集中する確率が高いので、島で射線を切れる安定した位置での射撃が求められます。最終増援に対してのダメージ交換効率は西に劣りますが道中の稼ぎはそれなりのため最終スコアには大きな差はありません。

 

港湾内では多数の敵とダメージ交換を連続で強いられるため、味方の練度が低い(突入タイミングが適切でなく、誰も介入出来ない場所で1対他数を繰り返される)場合、失敗する可能性があります。味方の進軍速度やヘルスを考慮し、島や輸送船といったフォーカスをそらせる位置に陣取る必要性もレアケースですが存在します。

とはいえ西東ルートで示した立ち回りは高ダメージ交換後に味方へ引き継ぐ、安定した位置で火力を出すといった内容なので安定と稼ぎが両立されています。

 

航行ルートの一例。黄色はCADD、緑はBBの推奨ルートです(後半の増援まで駆ることを考慮しています)。敵を撃つだけのシンプルなものなのですぐ慣れると思われます。艦艇の速度によっては魚雷が狙えます。

 

味方や自身のヘルス残量によって出せる火力や行動の選択肢が変わるため再現性はそれなりですが、適正CAでは350,000~450,000程の与ダメと2000~2300程度のEXPが期待出来ます。

キラー・ホエール

港湾内の艦艇施設及び地上施設を破壊し、指定位置まで撤退することが目標。

港湾内に入るには西と中央のルートがありますが、西側は敵の艦艇の配置が集中しており正面からの交戦になるため攻守において効率が悪く、中央からの進入が推奨されます。

中央から南下し輸送船を撃破→反転し北東の増援を撃破→あとは北中央に湧く敵をリスキルし、頃合いを見て離脱が稼ぎと☆5クリアを両立しやすいです。

中盤に北東へ行く理由としては、離脱地点と重複しない場合味方が向かわないリスクがあり、タスクが失敗する可能性があるためその対処と稼ぎを兼ねています。ニュルンベルクは主砲で、バイエルンは魚雷でリスキルします(使用艦艇の関係で速度が間に合わない、魚雷が無い場合は主砲で対処するか、ラムして次に行きましょう)。

全てソロで対処ことを想定し、突入から輸送船へ射線を通すまでにどれだけヘイト管理ができるかが重要です。

その後は北から湧く敵をヘルスが持つ限りリスキルするだけですが、味方の残像状況や競合相手が多い場合はさっさと離脱し次を回した方が効率が良いです。

 

航行ルートの一例です。3番の輸送船団を狙える島まで南下し、その後北の増援を狩ります。港付近の輸送船以外の戦艦や施設を全滅させるまで居座ると、北の増援の2波目のバイエルンのリスキルが遅れ被害が増えるので、輸送船以外のフォーカスはほどほどに控え移動を優先しましょう。

 

リスキルの成功数にもよりますが、適正CAでは250,000~350,000程の与ダメと1900~2200程度のEXPが期待出来ます。

エルメス

味方アルザスを指定ポイントまで護衛するとこが目標。味方のBB数に合わせて友軍BOTが2隻追加されます。進軍ルートは2つありますが、最終地点と雷雨領域の方向が開幕に表示されるので特定することが容易であり、再現性は高いです。

基本的には集団行動を行い、なだれ込んでくる敵をフォーカスを調整しながら撃つだけ(裏を返せば特殊な立ち回りでスコアを盛ることができない)なのでエイムや高単価の艦へのターゲティング勝負となります。航空機に対するセクター指定は、保身と稼ぎを両立する上で不可欠なので忘れないように。

 

注意点として、最後のDD集団のフォーカスがアルザスへ向かってしまうとほぼ敗北します(また被撃沈は逃れてもHPタスクは失敗するのでマイナスです)。そのため最終地点に差し掛かったら必ず前に出てDD集団を撃破するか、魚雷を撃たせる必要があります。ただしあまりに先行しすぎると航空隊のAP爆弾の集中攻撃を受けるので、アルザスより数隻分先行する程度が無難です。対処の際にはDD3隻と後続のCAのフォーカスを受けるため、味方が消極的な場合必ず沈みますが必要経費と割り切りましょう。

 

航行ルートの一例です。基本的には雷雨領域に追従し、右ルートは青、左ルートは水色の位置に敵が湧くので単価の高い敵をフォーカスします。

 

適正CAでは220,000~260,000程度の与ダメが出ます。EXPとしては航空機や味方との競合に加えDD対処の捨て身役の関係で、1700~2000程度とややバラつきますが悪い値では無いです。

あとがき

これまで様々な手法を記入しましたあが、重要なのは自分の手札になるように調節することです。特徴の項目でも述べましたが、ルートや敵スポーンを事前情報としてなんとなく頭に入れておき、実際にプレイして慣らすのが一番です。PVPに比べれば殺伐度も低いので、選択肢の一つとして自分のペースでトライして頂ければ嬉しいです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。少しでも皆様のWoWsライフに役立てれば幸いです。

 

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